こんにちは。ボクのヒコーキ 運営者の「ひろかず」です。
大韓航空の預け荷物に液体を入れたいけれど、何mlまで預けられるのか、化粧水やシャンプーは大きなボトルのままでよいのか、迷いますよね。100ml、500ml、2Lといった数字を見かけると、どれがあなたの荷物に当てはまるのか分かりにくいかなと思います。
香水やヘアスプレー、消毒液、アルコールジェルにはそれぞれ注意点がありますし、ペットボトルの飲み物やお酒、マッコリ、キムチ、コチュジャンなどの韓国土産も気になるところです。
ジップロックが必要なのか、機内持ち込みと預け荷物では何が違うのか、免税店で買った液体は乗り継ぎでも持てるのか。旅行前に整理しておきたい疑問は後を絶ちません。
この記事では、日本と韓国を結ぶ国際線を中心に、液体の種類別の制限と梱包方法をまとめます。預けられる量だけでなく、預け荷物の禁止品や帰国時の税関・検疫まで確認して、あなたの荷造りに役立ててください。
- 預け荷物の液体と機内持ち込みの容量制限の違い
- 化粧品・スプレー・酒類・消毒液の種類別の上限
- ジップロックを使う目的と液漏れを防ぐ梱包方法
- 免税品・乗り継ぎ・食品の税関や検疫の注意点

大韓航空の預け荷物に入れる液体の制限
まずは、あなたが持っていく液体の種類を確認しましょう。水やお茶、化粧品、お酒、消毒液では、適用されるルールが異なります。ここでは、よく使う品物から順に、預けられる条件と見落としやすいポイントを整理します。
本記事は2026年10月4日時点の公開情報をもとにしています。掲載する数値は準備のための一般的な目安として確認し、実際の搭乗では予約便に適用される最新の規定を優先しましょう。規定上の上限は、少しなら超えてよいという意味ではありません。正確な情報は公式サイトをご確認ください。
参考資料:大韓航空ホームページ
- 液体は何mlまで預けられる?
- 化粧水やシャンプーの容量制限
- 香水やスプレーの制限と注意点
- お酒はアルコール度数で制限が変わる
- 消毒液やアルコールジェルの上限
- 預け荷物でも運べない液体
液体は何mlまで預けられる?
最初に押さえたいのは、大韓航空の預け荷物には、国際線の機内持ち込みに使われる100ml制限がそのまま適用されないという点です。100mlを超える液体でも、種類や数量などの条件を満たせば、スーツケースに入れて預けられます。
たとえば、通常の水やお茶、ジュースが入った500mlのペットボトルは、預け荷物の100ml制限に引っかかるものではありません。一方、香水やヘアスプレーなどには別の上限があります。液体という言葉だけで、すべてを同じ扱いにしないことが大切です。
ボクが整理するときは、まず中身を確認し、次に1容器の容量、その後に1人あたりの合計量を見ます。最後に、スーツケース全体の重量とサイズを確認。この順番なら、違う種類の制限を混同しにくいかなと思います。
| 液体の種類 | 基本的な扱い | 確認するポイント |
|---|---|---|
| 通常の水・お茶・ジュース | 原則として預けられる | 荷物全体の重量と液漏れ対策 |
| 対象となる化粧品・医薬品類 | 数量制限付きで預けられる | 1容器500mlまたは500g以下、対象品の合計量 |
| 24%以上70%未満の酒類 | 1人あたり合計5Lまでが基本 | 度数、販売容器、到着国の税関 |
| エタノール系手指消毒剤 | 大韓航空では1人合計500mlまで | 手指用かどうかと合計量 |
| 燃料・危険な薬品など | 預け荷物でも運送不可 | 成分、用途、危険物への該当 |
ここでいう2Lなどの数量制限は、すべての液体を合計するという意味ではありません。対象となる化粧品類などの上限を、通常の飲料や食品まで一律に当てはめると、かえって分かりにくくなります。
ただし、飲料なら何本でも持てるということでもありません。液体に加えて容器や包装の重さも、受託手荷物の重量に含まれます。日本と韓国の一般的なエコノミークラスでは、無料受託手荷物は1個23kg以下、サイズは持ち手と車輪を含む3辺の合計158cm以内が基本の目安です。
実際の許容量は、路線、航空券、搭乗クラス、会員資格、他社運航便などで変わります。帰りに飲み物や土産を追加するなら、出発時から重量に余裕を持たせておくと準備しやすいです。超過料金を払っても、危険物の数量制限まで緩和されるわけではありません。
化粧水やシャンプーの容量制限
化粧水やシャンプーで迷いやすいのは、機内持ち込みの100ml制限と、化粧品類の数量制限が混ざってしまうことです。預け荷物に入れるなら、通常の200mlや300mlの化粧水を、機内持ち込み用の100ml容器へ必ず移す必要はありません。
日本の国土交通省の案内では、化粧品類や対象となる医薬品類などは、1容器あたり500mlまたは500g以下、対象品の合計が1人あたり2Lまたは2kg以下という条件が示されています。大韓航空も、香水やヘアスプレーなどの一部品目について、1容器500ml以下、1人合計2L以下と案内しています。
化粧水、乳液、日焼け止め、シャンプー、リンス、トリートメント、歯磨き粉などを準備するときは、100mlに収まっているかだけでなく、製品の分類と合計量を確認しましょう。水っぽい物だけでなく、クリームやジェルなども確認の対象です。
たとえば、対象となる液体の化粧品を、化粧水300ml、シャンプー400ml、リンス400ml、ボディーローション200mlで持っていくなら、計算上の合計は1,300mlです。それぞれの容器が上限内かを確認したうえで、ほかの対象品も加えて合計します。この例は量の計算を示すもので、個々の製品の運送を保証するものではありません。
2Lの枠は、化粧品・医薬品・対象スプレーにそれぞれ与えられるものではありません。日本の国土交通省の案内では、これらの対象品を合算します。スーツケースを2個に分けても、1人あたりの数量上限は増えません。
600mlや1Lの大容量シャンプーは、預け荷物だからそのまま大丈夫と決めないほうがいいです。対象となる化粧品類の1容器の上限を超える場合は、製品分類を確認し、必要なら上限内の適切な容器へ小分けします。詰め替えパウチも、袋という理由だけで数量制限がなくなるわけではありません。
また、500mlの容器を何本も持つ場合は、1本ずつの条件を満たしていても、合計量で上限に達することがあります。普段使う物を全部並べてから、必要な日数分に絞ると把握しやすいかなと思います。
持参する品物の容量を簡単にメモしておきましょう。特に帰国時は、韓国で買った化粧品が加わりやすいので、行きの荷造りが大丈夫だったから帰りも同じ、とは考えないのがポイントです。特殊な成分の製品や分類が分からない物は、商品名と容量を伝えて航空会社へ確認してください。
香水やスプレーの制限と注意点
香水やヘアスプレーは、条件付きで預けられる品物です。アルコールが入っている、缶に火気注意と書いてある、といった理由だけで、一律に禁止されるわけではありません。ただし、身だしなみ用品として認められる条件を満たしていることが前提になります。
大韓航空では、香水やヘアスプレーなどの一部品目は、預け荷物で1容器500ml以下、1人合計2L以下と案内されています。香水だけで2L、ヘアスプレーだけで2Lと分けて考えず、対象となるほかの化粧品類なども確認してください。
スプレーには、ガスが入ったエアゾール式と、ポンプで液を噴霧するミスト式があります。見た目が似ていても、確認する成分や安全措置は同じとは限りません。また、ヘアスプレーや制汗用品と、工業用・殺虫用・護身用のスプレーは別に判断します。
ガス入りの許容スプレーで忘れたくないのが、噴射弁をキャップなどで保護し、荷物の中で誤って噴射しない状態にすることです。容量が上限内でも、ボタンがむき出しで押されやすい状態では、安全な梱包とはいえません。
- ラベルで用途と内容量を確認する
- ほかの対象品も含めて合計量を計算する
- 噴射ボタンをキャップなどで保護する
- 缶の変形や容器の破損がないか確認する
- 成分や分類が不明な製品は事前に問い合わせる
身体用の虫よけスプレーと、室内の害虫を駆除する殺虫剤も同じ扱いではありません。日常的に使う物でも、用途や成分によって運送できない場合があります。スプレーという商品名だけで判断しないようにしましょう。
香水では、液体の数量条件とは別に、容器の破損しやすさも気になります。大韓航空はガラス製品などの壊れやすい物を受託できない品目として案内する一方、香水や酒類には条件付きの運送案内があります。そのため、ガラス瓶だからすべて禁止とも、香水だからどんな瓶でも預けられるとも断定できません。
高価な香水、大きなガラス瓶、特殊な形の容器は、包装状態を含めて確認しておくと安心です。液体として持てることと、破損した際に補償されることも別の話。あなたが大切にしている品物ほど、容量だけで判断しないほうがいいと思います。
お酒はアルコール度数で制限が変わる

お酒は、まずラベルに書かれたアルコール度数を確認します。大韓航空の韓国語公式規定と仁川空港の案内では、24%未満、24%以上70%未満、70%以上という区分です。
ビールや一般的なワイン、マッコリなどは24%未満の商品が多く、度数に基づく1人5Lの制限の対象外となるのが基本です。ただし、商品によって度数は違います。焼酎も含め、飲み物の名前だけで決めず、購入した商品の表示を見てください。
| アルコール度数 | 預け荷物での扱い | 注意点 |
|---|---|---|
| 24%未満 | 原則として預けられる | 重量、容器、税関の条件は別に確認 |
| 24%以上70%未満 | 1人あたり合計5Lまで | 飲料そのものの容量を合計する |
| 70%以上 | 大韓航空の許容範囲外。仁川空港では運送不可と案内 | 70%ちょうども自己判断で持参しない |
ウイスキー、ブランデー、ウォッカなど、24%以上70%未満の商品を持つ場合は、1人あたり合計5Lまでが基本です。ここで計算するのは純アルコールの量ではなく、ボトルに入った飲料全体の容量です。40%のウイスキー700mlなら、合計量へ加えるのは700mlになります。
たとえば、対象となる700mlのお酒を6本なら4.2L、8本なら5.6Lです。後者は5Lを超えます。複数のスーツケースに分散しても同じ人の上限が増えるわけではありませんし、超過手荷物料金を払えば解決する制限でもありません。
酒類に、化粧品の1容器500mlという上限をそのまま当てはめる必要はありません。ただし、度数と容量が分かる市販の販売容器で準備するのが基本です。水筒などに移し替えると、内容物を確認しにくくなります。
ここは少しややこしいのですが、日本の一般的な航空危険物案内では、24%以下、24%を超え70%以下という区分が使われています。大韓航空の韓国語規定とは、24%・70%ちょうどの境界表記が異なるため、一般論だけで大韓航空の運送可否を決めないようにしましょう。
70%ちょうどの商品を、70%を超えていないから大丈夫と判断するのは避けてください。境界値に当たる酒類は、商品名、度数、容量、本数を伝え、搭乗する大韓航空便での扱いを確認しましょう。
また、飛行機で運べる量と、日本へ免税で持ち帰れる量は別です。5L以内でも、日本の免税範囲を超えれば申告や課税の対象になり得ます。免税店で買ったお酒でも、この区別は変わりません。
消毒液やアルコールジェルの上限
消毒液やアルコールジェルは、化粧品の2Lという数字だけで判断しないことが大切です。大韓航空は、エタノール系手指消毒剤について、国内線・国際線に共通する個別の数量条件を案内しています。
預け荷物に入れる場合は、容器ごとの容量制限を設けず、1人あたり合計500mlまでという案内です。たとえば250mlを2本なら合計500mlですが、300mlを2本なら600mlとなり、この上限を超えます。
この扱いはエタノール系の手指消毒剤に関するものです。清掃用アルコール、工業用溶剤、大容量の業務用消毒薬などを、同じ条件で運べると考えないようにしてください。手指用かどうか、どの成分が使われているかをラベルで確認します。
機内持ち込みでは、大韓航空の手指消毒剤の案内に加えて、国際線の液体物規則も関係します。通常は100ml以下の容器へ入れ、ほかの液体と一緒に1L以下の透明な再封可能袋へまとめます。ジェル状でも、一般的な液体物の対象になる点は同じです。
預け荷物と機内持ち込みを併用する場合も、500mlの枠をそれぞれ別にもらえると解釈しないほうがよいです。持参する手指消毒剤全体で1人500ml以内に収める形を基本にし、分けて持つ場合の扱いは大韓航空へ確認してください。
ボクなら、旅行中に使う分を考えて、小さな市販容器を選ぶかなと思います。容量と用途が確認しやすく、持ち歩きにも便利だからです。小分けする場合も、製品に適した密閉容器を使い、飲料と間違えやすい入れ物は避けたいところです。
また、消毒剤を含め、液体医薬品や医薬部外品は成分によって分類が変わることがあります。皮膚の状態や治療上の理由で特定の製品が必要なあなたは、代替品を自己判断で選ぶより、医師や薬剤師に相談するほうが確実です。
量が少ないから何でも運べる、というルールではありません。用途・成分・容量の3点をそろえて確認すると、航空会社へ問い合わせる際にも話が伝わりやすくなります。
預け荷物でも運べない液体
機内持ち込みができない液体を、すべて預け荷物へ移せばよいわけではありません。燃料や危険な薬品など、航空機への運送自体が禁止されている物は、スーツケースに入れても運べません。
大韓航空では、ガソリン、塗料、ライター用燃料などの発火性・引火性物質や、漂白剤、危険な殺虫剤エアゾールなどを禁止品として案内しています。通常の旅行用品に見えても、製品の用途や成分によって危険物に該当する場合があります。
- ガソリンやライターの補充用燃料
- 運送禁止に該当する塗料や溶剤
- 漂白剤やカビ取り剤などの危険な薬品
- 危険な殺虫剤エアゾール
- 催涙・護身用などの運送禁止スプレー
日本の国土交通省の案内でも、漂白剤やカビ取り剤、塩素系・混ぜるな危険と表示された洗剤などは、持ち込み・預け入れ不可とされています。旅行先で掃除に使いたい、知人へ渡したいといった目的でも、運送可否の判断は変わりません。
一方で、アルコールを含む香水など、決められた条件で認められる品物もあります。そのため、引火性という言葉があるだけで、すべて同じ結論になるわけではありません。品物の分類と、認められる例外条件を合わせて確認する必要があります。
注意したいのは、小分けや包装で禁止品を運べるようにはできないことです。100ml以下にする、ジップロックへ入れる、ラベルを外すといった方法は、運送禁止を解除する手段ではありません。むしろラベルがないと、内容物を説明しにくくなります。
中身が分からない液体や、市販の旅行用品とは異なる薬品を持参する場合は、商品名、用途、成分、容量を整理しましょう。航空会社やメーカーから、安全データシートなどの確認を求められることもあります。
空港で初めて禁止品と分かると、放棄や追加の確認が必要になる可能性があります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。危険物への該当、薬品の安全性、法的な扱いが分からない場合は、航空会社・メーカー・関係機関へ確認し、最終的な判断は専門家へのご相談をお願いします。
参考資料:大韓航空/制限のある手荷物
大韓航空で液体を預け荷物に入れる際の注意点
品物ごとの容量を確認できたら、次は持ち運び方です。機内で使う物と預ける物を分け、乗り継ぎや帰国時の手続きまで考えて準備しましょう。液漏れを防ぐ梱包と、航空会社・空港・税関それぞれのルールを分けて理解すると、荷造りの判断がしやすくなります。
- 機内持ち込みの100ml制限との違い
- 免税店で買った液体と乗り継ぎの注意点
- ジップロックの必要性と液漏れ対策
- キムチなど食品の扱いと税関・検疫
- 大韓航空の預け荷物と液体のルール~まとめ~
- 大韓航空の預け荷物と液体に関するよくある質問
機内持ち込みの100ml制限との違い

国際線の液体物でよく見かける100mlという数字は、基本的に保安検査を通って機内へ持ち込む液体の規則です。預け荷物の数量条件とは別なので、同じ化粧水でも、どちらへ入れるかで準備が変わります。
通常の液体、スプレー、ジェル、クリームなどは、100ml以下の容器に入れ、容量1L以下の透明で再封可能な袋へまとめ、1人1袋までが国際線の基本です。飲み物だけでなく、乳液、歯磨き粉、日焼け止め、液状の化粧品、ペースト状食品なども対象になります。
間違えやすいのが、残量と容器容量の違いです。200mlのボトルに50mlだけ残っていても、通常の機内持ち込み条件を満たすわけではありません。判断の基準は容器の容量。機内で使いたいなら、適切な100ml以下の容器へ移すなどの準備が必要です。
| 確認項目 | 国際線の機内持ち込み | 預け荷物 |
|---|---|---|
| 100mlの容器制限 | 通常の液体に適用 | 同じ制限は適用されない |
| 1L以下の透明再封袋 | 原則として1人1袋必要 | 機内用と同じ袋の義務はない |
| 危険物の制限 | 適用される | 適用される |
| 重量・個数の制限 | 機内持ち込みの許容量を確認 | 受託手荷物の許容量を確認 |
100mlの容器を10本用意すれば必ず持ち込める、というわけでもありません。容器を入れた袋が完全に閉じられる必要があります。ボトルの形やキャップの大きさもあるので、容量の足し算だけで決めず、実際に袋へ入れて確認しましょう。
機内で必要な液体医薬品、乳幼児用ミルク、離乳食、特別な食事などには例外があります。ただし、何でも無制限に持てるという意味ではありません。必要性や量の確認を受ける場合があるため、保安検査で申し出てください。処方薬は、処方箋や診断書などを提示できるように準備します。
常用薬をすべて預けると、荷物の到着が遅れた場合に困るかもしれません。飛行中や到着直後に必要な分は、持ち込み条件を確認して手元へ残すことをおすすめします。温度管理が必要な薬は、持ち運び方を医師や薬剤師へ相談してください。
韓国国内線には、国際線と同じ100ml・1L袋の保安制限はありません。ただし、化粧品やスプレー、酒類などの危険物としての条件は残ります。国際線から韓国国内線へ乗り継ぐあなたは、両方の便で適用されるルールを確認しましょう。
免税店で買った液体と乗り継ぎの注意点
出国後の免税店で買った香水やお酒、化粧品などは、通常の100ml制限とは別の条件で機内へ持ち込める場合があります。ただし、免税品ならどの空港でも自由に持てる、というわけではありません。
大韓航空は、液体の免税品について、購入レシートと一緒にSTEBという不正開封防止袋へ密封された場合に持ち込めると案内しています。STEBは、開封や破損の有無が分かるように作られた専用の袋です。普段使うジップロックで代用するものではありません。
乗り継ぎがある場合は、購入時に経由地と最終目的地を店員へ伝え、対応した包装になっているか確認しましょう。搭乗前に袋を開けたり、袋を破ったりすると、持ち込めなくなる場合があります。中身を試したい気持ちはあっても、必要な検査と搭乗が終わるまで包装を保つのが基本です。
STEBが未開封でも、経由地の保安規則によって持ち込めない場合があります。専用袋は条件の一つであり、すべての乗り継ぎを保証するものではありません。
たとえば、日本で購入した液体の免税品を持って仁川で乗り継ぐ場合は、乗り継ぎ時の保安検査があるか、どの便へ接続するかを確認します。最初の空港で認められたから、その後の検査も必ず通れるという考え方は避けたいところです。
飲み物についても同様です。保安検査後の店舗で買ったペットボトルを、その便へ持ち込める場合はありますが、乗り継ぎで別の保安検査を受ければ、その空港の規則が関係します。到着までずっと持ち歩けるかは、旅程によって変わります。
また、免税店の買い物も手荷物の重量や個数と無関係ではありません。大韓航空では、個人用の免税品が機内持ち込み許容量を超える場合、搭乗口で預け荷物として処理され、超過料金が発生する可能性があると案内しています。
ボクは、免税店で大きなボトルを買う前に、乗り継ぎの条件と帰国時の税関を確認します。特にガラス瓶は、途中で預けることになっても対応できる包装かを考えておきたいからです。購入した場所が免税店でも、危険物の数量上限や日本への輸入条件が免除されるわけではありません。
なお、預け荷物が最終目的地まで通しで運ばれる場合、乗り継ぎ中に中身を取り出せるとは限りません。機内で使う物をあとから取り出す前提にせず、出発前に持ち込み用と預け用を分けておきましょう。
ジップロックの必要性と液漏れ対策

預け荷物に入れる液体は、機内持ち込み用の1L以下の透明ジッパー袋へ必ずまとめる必要はありません。ここでジップロックなどの密閉袋を使う目的は、主に液漏れの被害を抑えることです。
袋に入れれば漏れないというわけではないので、最初に容器を整えます。キャップを最後まで閉め、ポンプ式ならロックし、割れや変形がないかを確認しましょう。バッグの中で押される場所へ入れないことも大切です。
ボクが重視したいのは、容器を閉じること、漏れた液体を閉じ込めること、衝撃を減らすことの3つです。防水袋は衝撃を吸収しませんし、衣類で包むだけでは漏れた液を止められません。それぞれ役割が違うと考えると、梱包を組み立てやすいかなと思います。
- キャップや栓を確実に閉め、ポンプをロックする
- スプレーは噴射弁をキャップなどで保護する
- 液体の容器を1本ずつ密閉袋へ入れる
- 袋の中へ吸水性のある物を添える
- 必要に応じて外側をもう一枚の袋で包む
- 壊れやすい容器は緩衝材で保護する
- 荷物の中で動かず、強く圧迫されない位置へ収める
- 最後に包装を含めた重量とサイズを確認する
複数のボトルを大きな袋へ直接まとめるより、まず1本ずつ袋へ入れてから外袋へまとめると、1本が漏れたときの被害を抑えやすくなります。特にシャンプーや調味料は、衣類へ広がると後片付けが大変です。
袋の口には余裕を残し、ファスナーを確実に閉じてください。詰め込みすぎて閉まり切っていない状態では、密閉袋を使う意味が薄くなります。旅行先で買った品物を包めるよう、予備の袋も荷物へ入れておくと便利です。
ガラス瓶は、受託条件を確認したうえで個別に緩衝材を使い、瓶同士が直接ぶつからないようにします。スーツケースの角や硬い物のすぐ隣は避け、周囲にクッションを設ける形がよいでしょう。ただし、包装しても破損を完全に防げるわけではありません。
密閉袋は液漏れ対策、緩衝材は衝撃対策です。どちらを使っても、禁止品を運べるようになったり、数量上限が増えたりすることはありません。高価な品や壊れやすい容器は、航空会社の受託・補償条件も確認してください。
液体を二重に包む手順や、袋を使った防水対策を詳しく確認したい場合は、飛行機の預け荷物にビニール袋を使う際の梱包方法と注意点も参考にしてください。酒類の度数など、航空会社ごとに異なる条件は本記事の大韓航空向けの説明を優先して確認しましょう。
荷物全体の配置も見直したい方には、海外旅行のスーツケースパッキングのコツと荷物を減らす方法で、持ち込み用と預け用の分け方を整理しています。液体だけを最後に押し込まず、収納場所を先に決めておくと荷造りがしやすくなります。
キムチなど食品の扱いと税関・検疫
韓国旅行の帰りは、キムチやコチュジャン、たれ、飲み物などを持ち帰りたくなりますよね。食品の場合は、航空機で運べるかという問題と、日本へ持ち込めるかという問題を分けて考えましょう。
仁川空港では、キムチやコチュジャンなど、液体を含む食品やジェル状食品について、預け荷物では容量制限なく運送可能と案内しています。ただし、これは液体の保安規制に関する説明です。荷物の重量や包装、食品の輸入規則までなくなるわけではありません。
機内持ち込みでは、キムチの汁、コチュジャン、味噌、ソース、ジャム、はちみつ、ヨーグルトなどが、液体・ジェル・ペーストとして扱われる場合があります。食べ物だから100ml制限の対象外、と考えないようにしてください。
汁や臭いが出る食品は、購入時の密封包装を保ち、さらに漏れを受け止める外袋を使うとかなり安心です。容器のふたや袋の継ぎ目も確認しましょう。真空包装は有効な方法の一つですが、真空なら絶対に漏れない、税関も問題ないという保証にはなりません。
預け荷物として運べる食品でも、日本へ持ち込めるとは限りません。特に肉を含む食品や動物由来の製品は、原材料と検疫条件を別に確認してください。
日本の動物検疫では、土産や個人消費用であっても、必要な検査証明書などを用意できない肉製品・動物由来製品の多くは持ち込めません。加熱済み、真空パック、市販品といった理由だけで、検疫の条件を満たすとは限らない点に注意が必要です。
キムチや調味料も、商品名だけで輸入可否を一律に判断するのは避けましょう。肉などの原材料が含まれる場合は確認が必要ですし、生の果物や野菜などには植物検疫が関係します。ラベルや原材料表示を残しておくと、相談するときに内容を伝えやすくなります。
お酒を持ち帰る場合は、日本の免税範囲も確認します。20歳以上の旅行者の酒類は、1本760ml換算で3本までが基本です。大韓航空の対象酒類の5L上限とは別の制度なので、5L以内でも免税範囲を超えることがあります。
免税範囲を超えたことが、直ちに航空機での運送禁止を意味するわけではありません。税関での申告・課税の問題として確認します。逆に、税金を払えば航空機の危険物上限を超えて持てるわけでもありません。ここは別々の確認が必要です。
香水にも、日本の免税範囲として2オンス、約56mlという案内があります。オーデコロンやオードトワレは、この香水の枠には含まれません。航空手荷物の500ml・2Lという条件と混同せず、購入した商品の種類で確認してください。
韓国コスメを多く買うあなたは、個人輸入の数量も気になるところでしょう。本人使用の化粧品は、標準サイズで1品目24個以内が、通常、輸入確認証を要しない範囲として案内されています。この24個は航空手荷物の許容量ではなく、1品目の区分もブランド名や色だけで判断するものではありません。
税関・検疫・個人輸入の数値や条件は、品物、用途、年齢などによって確認事項が変わります。本記事の数値は準備のための一般的な目安であり、持ち込みの保証ではありません。食品は検疫機関、酒類は税関、化粧品や医薬品は関係機関へ相談してください。
大韓航空の預け荷物と液体のルール~まとめ~
大韓航空の預け荷物に液体を入れるときは、最初に中身の種類を確認しましょう。機内持ち込みの100ml制限は預け荷物にはそのまま適用されませんが、化粧品・スプレー・酒類・消毒液には別の条件があります。
化粧水やシャンプーは、預けるなら必ず100mlへ小分けする必要はありません。ただし、対象となる化粧品類などの1容器500mlまたは500g、合計2Lまたは2kgという条件を確認します。香水やヘアスプレーも、容量だけでなく、容器の状態と誤噴射防止が大切です。
お酒は度数で分類し、大韓航空の案内では24%以上70%未満の対象酒類は1人合計5Lまでが基本です。エタノール系手指消毒剤は、預け荷物でも1人合計500mlまで。すべての液体へ一つの数字を当てはめないことが、迷わず準備するコツかなと思います。
- 液体の種類・用途・成分が確認できる
- 1容器の容量と1人あたりの合計量が条件内に収まる
- キャップ・噴射弁・密閉袋・緩衝材の準備ができている
- 免税品と乗り継ぎ先の保安規則を確認している
- 食品・酒類・化粧品の日本への持ち込み条件を確認している
- 包装を含めた受託手荷物の重量・サイズ・個数を確認している
預ける液体に、機内持ち込み用の1L透明袋を使う義務はありません。とはいえ、液漏れ対策として密閉袋を使う価値はあります。ボクは、ルールを満たすことと、荷物を汚さず運ぶことを、両方確認しておくのがいいと思います。
分からない品物は、商品名、成分、容器容量、本数、出発地、経由地をそろえて問い合わせましょう。予約便が共同運航便や他社との乗り継ぎを含む場合も、航空券だけで一律に判断せず、適用される条件を確認してください。
正確な情報は公式サイトでの確認をお願いします。安全性、医薬品、税関・検疫など判断が難しい内容については、航空会社や関係機関へ確認し、最終的な判断は専門家にご相談ください。あなたの持ち物に合う条件を一つずつ確認できれば、空港で慌てず、旅の準備を進めやすくなるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました
