こんにちは。ボクのヒコーキ 運営者の「ひろかず」です。
飛行機でリュックを預けたいけれど、そのまま預けても大丈夫なのか、カバーやビニール袋が必要なのか、迷いますよね。結論からいうと、一般的な旅行用リュックやバックパック、登山用リュックは、航空会社の条件を満たせば預け荷物にできます。
ただし、リュックにはショルダーベルトや腰ベルトがあり、スーツケースより破損や引っ掛かりが起こりやすい特徴があります。国内線と国際線の違い、ANAやJAL、Peach、ジェットスターの重量・サイズ規定、リュックとスーツケースを両方預ける場合の数え方も気になるところです。
また、40Lのリュックなら機内持ち込みできるのか、50L・60Lなら預ける必要があるのか、フライトカバーとレインカバーのどちらがよいのかも悩みどころです。登山用バックパックでは、ストックやアイゼン、ピッケル、燃料の扱いにも注意しなければなりません。
この記事では、リュックを預ける条件から、ビニールを使った保護、雨や汚れへの対策、防犯、破損時の対応、モバイルバッテリーの扱いまでまとめました。初めてリュックを預けるあなたも、出発前に必要な準備を順番に確認できます。
- リュックを預け荷物にできる条件
- 容量と機内持ち込みを分ける判断基準
- カバーやビニールを使った安全な梱包方法
- 危険物・破損・紛失を防ぐ注意点
飛行機でリュックを預け荷物にする基本
リュックは、スーツケースでないという理由だけで受け付けを断られるものではありません。まずは預け入れの基本条件と、機内持ち込みとの分かれ目を整理していきます。航空会社によって無料個数や重量の考え方が違うため、利用便ごとの確認も大切です。
- リュックはそのまま預けられる?
- 預けるかどうかは何リットルで決まる?
- 国内線と国際線のサイズ・重量規定
- リュックとスーツケースを両方預ける
- 預け荷物に入れてはいけないもの
リュックはそのまま預けられる?
リュックやバックパックは、国内線・国際線ともに原則として預け荷物にできます。航空会社が定める外寸、重量、個数の範囲に収まり、危険物が入っておらず、搬送に耐えられる状態であることが基本条件です。
小型の旅行用リュックで、ファスナーを完全に閉じられ、ベルト類を収納できるものなら、そのまま受け付けてもらえる場合があります。ただ、受付可能だからといって、破損しにくいとは限りません。ここは分けて考えたいところです。
長く垂れたストラップや露出したバックルは、搬送設備へ引っ掛かる可能性があります。ショルダーベルト、腰ベルト、チェストベルト、コンプレッションストラップは短くまとめてください。
特に、そのまま預けるのを避けたいのは次のような状態です。
- 肩ベルトや腰ベルトが長く垂れている
- コード、フック、カラビナが露出している
- 靴、マット、ボトルなどを外付けしている
- 雨蓋や外ポケットが簡単に開く
- 荷物を詰めすぎて形が崩れている
- 生地や縫い目が傷んでいる
外付け品は、預ける前にすべて外します。トレッキングポールなど旅行先で必要な物は、先端を保護したうえでリュック内部か専用ケースに収納しましょう。細いストラップへ荷札を付けると、ストラップごと外れる可能性があるため、上部の丈夫な持ち手へ取り付けるのが基本です。

スーツケース以外のバッグや箱も含めた預け入れ条件は、飛行機の預け荷物はスーツケース以外も使えるかでも詳しく整理しています。
預けるかどうかは何リットルで決まる?
航空会社は、リュックに表示された容量ではなく、荷物を詰めたあとの外寸・重量・個数で判断します。そのため、40Lまでなら必ず機内持ち込み、50L以上なら必ず預け荷物という共通ルールはありません。
| リュック容量 | 一般的な扱いの目安 |
|---|---|
| 20~30L | 機内持ち込み規定に収まりやすい |
| 30~40L | 形状と荷物量により持ち込みまたは預け入れ |
| 40~50L | 高さや厚みが上限を超えやすい |
| 50~70L | 多くの登山用モデルは預け入れ向き |
| 70L以上 | 預け入れが基本で外付け装備にも注意 |
表の容量はあくまで一般的な目安です。同じ40Lでも、背面フレームが長い登山用モデルと、四角い旅行用バックパックでは外寸が違います。柔らかいリュックも、満杯にすると奥行きが増えるため、荷造り後の最も膨らんだ部分を測ってください。
一般的な国内線で100席以上の機材(機体)を利用する場合、機内持ち込み手荷物は55×40×25cm以内、3辺合計115cm以内、身の回り品と合わせて10kg以内が代表的な基準です。100席未満の小型機では、一般的に45×35×20cm以内、3辺合計100cm以内となります。
LCCは合計7kg前後の重量制限を設けていることが多く、航空会社ごとに各辺の上限も違います。規定内へ押し込めばよいのではなく、空港の測定器へ無理なく収まり、自分で座席上の収納棚へ入れられる状態が必要です。
容量表示は荷物量を考える目安にはなりますが、搭乗できるかを決める数値ではありません。出発時はリュックの持ち手や膨らみを含め、実寸と総重量を測りましょう。

機内持ち込みのサイズを超えた場合の対応は、機内持ち込みリュックのサイズオーバー対策も参考になります。
国内線と国際線のサイズ・重量規定
預け荷物の規定は、国内線と国際線だけでなく、航空会社、搭乗クラス、運賃、路線によって変わります。数値は変更される可能性があるため、次の内容は一般的な目安として確認してください。
| 航空会社 | 基本的な無料・有料枠 | 主な上限 |
|---|---|---|
| ANA国内線 | 運賃により無料個数が異なる | エコノミーは1個23kg、3辺合計158cm以内が基本 |
| JAL国内線 | 合計20kgまで無料が基本 | 1個32kg、50×60×120cm以内 |
| スカイマーク | 合計20kgまで無料が基本 | 1個32kg、50×60×120cm以内 |
| Peach | 原則として有料 | 1個20kgが基本、最大32kg、3辺合計203cmまで |
| ジェットスター | 運賃または追加オプションによる | 購入重量枠は合計最大40kg、1個32kgまで |
ANA国内線では2026年5月19日以降、個数制と1個当たりの重量制が基本となっています。エコノミークラスは1個23kgまでで、無料個数は購入した運賃により異なります。予約画面やeチケットに表示された許容量を確認するのが確実です。
JAL国内線は、普通席なら複数個の合計20kgまで無料となるのが基本です。ただし、1個当たり32kgという上限があります。Peachは預ける個数ごとの料金が基本で、ジェットスターは購入した合計重量枠を複数個に分けられます。
国際線は個数制が中心
JAL国際線のエコノミークラスとプレミアムエコノミークラスでは、通常は1個23kg以内、2個まで、1個の3辺合計203cm以内が基本です。ANA国際線は1個23kg以内、3辺合計158cm以内で、無料個数は運賃、発券条件、路線などにより0~2個となります。
国際線では、航空券を日本の航空会社から購入していても、日本の会社の規定だけが適用されるとは限りません。コードシェア便、他社運航便、乗り継ぎ便では、運航会社や旅程上の規則が適用される場合があります。
手荷物規定や料金は変更されることがあります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。予約後は一般的な案内だけでなく、eチケットに記載された無料手荷物許容量も確認しましょう。
リュックとスーツケースを両方預ける
航空会社の個数、重量、サイズ、運賃条件を満たしていれば、リュックとスーツケースを両方預けられます。リュックだから特別な1個として数えられるのではなく、通常は受託手荷物1個として扱われます。
ここで分かりにくいのが、重量制と個数制の違いです。
- 重量制は複数の荷物を合計した重さで判定する
- 個数制は無料個数と1個ごとの重量で判定する
- LCCは預ける個数や購入重量枠に応じて料金が決まる
- 合計重量に余裕があっても1個の上限は超えられない
たとえば、合計20kgまで無料の重量制なら、スーツケース12kgとリュック8kgという分け方が考えられます。一方、1個23kgまでを1個だけ無料で預けられる運賃なら、2個目のリュックには追加料金がかかる可能性があります。
複数の荷物を大きなビニール袋やロープで束ね、無理に1個として預けるのは避けてください。途中で分離すると、荷札が付いていない側の荷物を追跡できなくなるおそれがあります。それぞれを完全に閉じ、個別に受け付けてもらうのが安全です。
預け荷物に入れてはいけないもの
リュックをきれいに梱包しても、中に預けられない物が入っていれば、その場で取り出すことになります。特に見落としやすいのが、普段からリュックへ入れているモバイルバッテリーです。
モバイルバッテリー、予備のリチウム電池、電子タバコ、取り外したスマートバッグ用バッテリーは、預け荷物へ入れず機内へ持ち込みます。
参考資料:政府広報オンライン飛行機へ持ち込めないもの(2026年版) お出かけ前に確認を!
2026年の国内ルールでは、モバイルバッテリーは160Wh以下、1人2個までが基本です。端子を絶縁し、ほかの金属と触れないよう個別に保護します。機内では座席上の収納棚へ入れず、異常を確認できる場所で保管してください。モバイルバッテリーへの充電や、モバイルバッテリーからほかの機器への給電もできません。
現金、クレジットカード、パスポート、鍵、常用薬、貴金属、パソコン、タブレット、カメラ、重要書類も預けないほうが安心です。到着後すぐに必要な衣類や衛生用品も、少量だけ機内持ち込み用バッグへ分けておくと、荷物が遅れたときに役立ちます。
登山用品とキャンプ用品の違い
トレッキングポール、ピッケル、アイゼン、ナイフ、マルチツール、大型のはさみなどは、機内持ち込みを断られる可能性が高い用品です。先端や刃を厚手の保護材で覆い、リュック内部か丈夫な専用ケースに入れて預けます。
一方、キャンプ用ガスカートリッジ、カセットボンベ、ガソリン、灯油、燃料用アルコール、燃料が残ったバーナーなどは、機内持ち込みも預け入れもできないのが原則です。使用済みのコンロも、燃料や臭いが残っていると同様の場合があります。
危険物の判断は、品名だけでなく成分、容量、状態、航空会社、出発国によって変わる場合があります。不明な用品は空港へ持って行く前に航空会社へ問い合わせ、最終的な判断は専門家にご相談ください。
飛行機の預け荷物でリュックを守る方法
預けられることを確認したら、次はリュックを搬送ダメージから守る準備です。大切なのは、防水だけでなく、ベルトやバックルを外へ出さないこと。フライトカバー、ビニール袋、梱包用フィルムの違いを押さえながら、荷造りの手順を見ていきましょう。
- フライトカバーが最も安全
- ビニール袋とレインカバーの注意点
- 登山用リュックと装備の預け方
- 破損を防ぐ梱包手順
- 鍵と貴重品の防犯対策
- 破損や紛失は空港ですぐ申告
- よくある疑問
- 【まとめ】飛行機の預け荷物はリュックも準備が重要
フライトカバーが最も安全
リュックの引っ掛かりや汚れをまとめて防ぎたいなら、全体を収納できるフライトカバーやトランスポートカバーが扱いやすい選択肢です。ショルダーベルトや腰ベルトまで覆えるため、一般的なレインカバーより預け荷物に向いています。
選ぶときは、商品名や対応容量だけで判断しないようにしましょう。荷物を詰めたあとの高さ、横幅、厚みを測り、その状態で無理なく入る製品を選びます。
- リュック全体と背面ベルトを収納できる
- ファスナーなどで口を完全に閉じられる
- 持ち上げても破れない生地と縫製がある
- 擦れやすい底面が補強されている
- 荷札用の持ち手やループがある
- 必要に応じて南京錠を取り付けられる
- 使わないときに小さく畳める
カバーが大きすぎると余った生地が搬送設備へ引っ掛かり、小さすぎるとファスナーや縫い目へ負担がかかります。ジャストサイズに近く、荷物を入れた状態でも持ち手へ無理な力がかからないものが安心です。
もう一つの方法が、大型ダッフルバッグへリュックごと収納する形です。丈夫で持ち手がしっかりしたダッフルなら、高い保護力が期待できます。ただし、ダッフル本体の重量が加わることと、旅行中の収納場所を考えて選んでください。
背面ハーネスを本体内部へ収納できる旅行用バックパックなら、専用カバーなしでも突起を減らしやすくなります。それでも外側のファスナーやバックルが露出する場合は、破損しやすい部分を個別に保護しましょう。

ビニール袋とレインカバーの注意点
厚手で丈夫なビニール袋にリュック全体を入れ、口を確実に閉じ、荷札を取り付けられる状態なら、たいていの場合受け付けてもらえます。ただし、薄いゴミ袋を上からかぶせるだけでは、長距離の搬送には不向きです。
| 保護方法 | 引っ掛かり対策 | 雨・汚れ対策 | 主な注意点 |
|---|---|---|---|
| フライトカバー | 高い | 高い | 荷造り後の実寸で選ぶ |
| 大型ダッフル | 高い | 高い | 本体重量が増える |
| 空港ラッピング | 高い | 高い | 空港と営業時間を確認する |
| 厚手のビニール袋 | 中程度 | 中程度 | 破れと荷札の脱落に注意する |
| 一般的なレインカバー | 低~中 | 中程度 | 背面ベルトを覆えないことが多い |
| 薄いゴミ袋 | 低い | 低~中 | 破れやすく単独使用に向かない |
ビニール袋を使うなら、リュック全体を継ぎはぎせず1枚で覆える大きさが必要です。持ち上げても裂けにくい厚手の袋を選び、口を閉じた部分やテープを長く垂らさないようにします。余った部分は小さくまとめ、搬送中にずれないよう固定してください。
保安検査では、荷物を開けて中身を確認されることがあります。何重ものテープを切らなければ開けられない複雑な包装にすると、検査後に元の状態へ戻せないかもしれません。予備の袋やテープを少量持っておく方法もあります。
一般的なレインカバーは、背負ったときに雨が当たる表側を守るものです。背面側のショルダーベルトや腰ベルトまでは覆わないことが多いため、引っ掛かり防止としては十分ではありません。
レインカバーを使う場合は、背面ベルトを専用収納部へ入れるか、最短まで締めて余りをまとめます。カバーが外れないよう複数箇所を固定し、荷札はカバーの薄い生地ではなく、本体の丈夫な持ち手へ付けてください。
ビニール袋の詳しい選び方と包み方は、バックパックの預け荷物をビニール袋で包む方法でも解説しています。
登山用リュックと装備の預け方
50L、60L、70Lクラスの登山用リュックも、サイズや重量の条件内であれば預けられます。ただし、一般的な旅行用リュックよりもベルト、コード、バックル、外付け用ループが多いため、全体をフライトカバーか大型ダッフルへ入れる方法が安心です。
まず、ボトル、サンダル、マット、ヘルメット、外付けポーチ、カラビナなどを外します。移動中に使わない物はリュック内部へ収納し、入らない物は丈夫な専用ケースへまとめましょう。
トレッキングポールやピッケルは、リュックの外側へ固定したまま預けると、先端がほかの荷物を傷つけたり、本体から外れたりする可能性があります。先端へ専用カバーを付け、さらに衣類や緩衝材で包んで内部へ入れるのが基本です。
アイゼンやナイフなどの刃物類も、刃先が荷物の生地を突き破らないよう専用ケースへ収納します。薄い布袋だけでは、強い圧力がかかったときに突き抜けるかもしれません。硬さのあるケースを使い、リュック中央付近へ配置してください。
登山用のガス缶や液体燃料は現地調達が基本です。空のつもりでも残留物や燃料臭があると運べない場合があるため、自己判断で荷物へ入れないようにしましょう。
乗り継ぎがある国際線では、途中区間だけ別会社の規定が適用される場合があります。大型リュックや長い装備を持っていくなら、すべての運航会社へ事前に確認しておくと安心です。

破損を防ぐ梱包手順
リュックを預ける当日に慌てないよう、機内へ持ち込む物と預ける物を自宅で分けておきましょう。ボクなら、次の順番で確認します。
- モバイルバッテリー、予備電池、電子タバコを取り出す
- 現金、旅券、カード、鍵、薬、電子機器を別バッグへ移す
- カラビナ、ボトル、サンダル、マットなどを外す
- ポールや刃のある装備を保護して内部へ入れる
- すべての外ポケットを空にして閉じる
- 肩ベルト、腰ベルト、チェストベルトを最短にする
- 余ったストラップを収納または固定する
- バックルを接続して破損しやすい部分を保護する
- 液体を密閉し、防水袋で二重にする
- 壊れやすい物を衣類で包み、中央へ入れる
- 内部の隙間を減らして荷物を動きにくくする
- ファスナーと雨蓋をすべて閉じる
- リュック全体をフライトカバーなどへ収納する
- 内側と外側へ連絡先を入れる
- 古い手荷物タグやバーコードを外す
- 荷造り後の外寸と重量を測る
- 預ける直前の状態を写真に残す
液体はリュックの中でも二重にする
国際線で知られる1容器100ml以下、合計1Lまでの透明袋という制限は、主に機内持ち込み液体に適用されます。預け荷物へ入れるシャンプーや化粧水などには同じ100ml制限はありませんが、漏れ対策は必要です。
キャップを確実に締め、ポンプ式容器はロックします。容器を1本ずつ密閉袋へ入れ、さらに防水ポーチへまとめると、衣類への被害を抑えやすくなります。ガラス瓶は衣類や緩衝材で包み、リュックの外周ではなく中央へ入れてください。
リュック全体をビニールで覆っても、中で液体が漏れることは防げません。外側の防水と、容器ごとの漏れ対策は別々に行うのがポイントです。
梱包後は、リュックを持ち手から一度持ち上げてみます。袋が裂けないか、カバーがずれないか、テープやベルトが垂れていないかを確認しましょう。自宅でできる簡単な最終テストです。
鍵と貴重品の防犯対策
リュックのファスナーへ南京錠やケーブルロックを付けることはできます。ただし、布地を切られたり、ファスナーを工具で開けられたりする可能性があるため、鍵だけで完全な盗難防止にはなりません。
最も確実な対策は、盗まれて困る物を預け荷物へ入れないことです。現金、カード、パスポート、貴金属、鍵、薬、電子機器は小型の機内持ち込みバッグへ分け、常に手元で管理してください。
- ファスナーの引き手を小型ロックでまとめる
- 施錠可能なフライトカバーへ収納する
- 中身を推測されやすい外付け品を外す
- 氏名と連絡先をリュックの内側にも入れる
- 荷物の外観と中身を写真に残す
- 手荷物引換証を到着まで保管する
- 到着後は早めに受け取る
米国路線では、保安当局が預け荷物を開けて検査する場合があります。鍵を使うならTSA対応ロックが一般的ですが、必ず元どおりに再施錠されることや、鍵が破損しないことを保証するものではありません。
外側のネームタグには、住所を細かく書きすぎず、氏名、連絡可能な電話番号、メールアドレスなど必要な情報を記載します。内側にも同じ情報を入れておけば、外側の荷札が外れたときの照合に役立つかもしれません。
破損や紛失は空港ですぐ申告
到着空港でリュックを受け取ったら、そのまま出口へ向かわず、手荷物受取所で状態を確認しましょう。特に見ておきたいのは、本体の裂け、ストラップの切断、バックルやファスナーの欠損、カバーの紛失です。
- 本体に穴や大きな裂け目がないか
- 肩ベルトや腰ベルトが切れていないか
- バックル、フック、引き手が残っているか
- フライトカバーが外れていないか
- 開封された形跡がないか
- 内部で液体が漏れていないか
- 収納物が不足していないか
- 荷物タグ番号が自分の引換証と一致するか
破損や中身の不足に気づいた場合は、荷物を持ったまま空港内の航空会社係員へ申告してください。その場で確認してもらうことで、輸送中の破損だったことを説明しやすくなります。写真、搭乗券、手荷物引換証も提示できるようにしておきましょう。
空港を出てから気づいた場合も、航空会社が定める期限内に連絡します。JALでは国内線・国際線とも、受取日の翌日から7日以内が申告期限とされています。ただし、期限や必要書類は航空会社によって異なるため、早めの連絡が大切です。
通常の搬送で生じた軽い擦り傷、汚れ、へこみのほか、突出したストラップ、フック、ベルト、名札、カバーなどの欠損は補償対象外になることがあります。
手荷物がターンテーブルへ出てこない場合は、航空会社の手荷物サービスカウンターへ向かいます。荷物タグ番号、リュックの色、メーカー、容量、特徴、カバーの有無を伝えられるようにしてください。預ける前に撮った写真があると、形状を説明しやすくなります。
よくある疑問
【まとめ】飛行機の預け荷物はリュックも準備が重要
飛行機では、旅行用リュックも登山用バックパックも、サイズ、重量、個数、内容物の条件を満たせば預け荷物にできます。スーツケースでなければ預けられないという共通ルールはありません。
ただし、リュックは柔らかく、ベルトやバックルが多いため、そのまま預けると引っ掛かりや破損のリスクが高くなります。ベルトを短くまとめ、外付け品を外し、できればフライトカバーか大型ダッフルへ全体を収納するのがおすすめです。
- 荷造り後の実寸と重量を測る
- 危険物とモバイルバッテリーを取り出す
- 貴重品や薬を機内持ち込みへ分ける
- すべてのベルトと外付け品を収納する
- 丈夫な持ち手へ荷札を取り付ける
- 預ける直前の外観を撮影する
40Lや50Lといった容量だけでは、機内持ち込みか預け入れかを決められません。荷物を詰めた状態で外寸を測り、利用する航空会社と運賃の規定に照らして判断してください。
航空会社の手荷物制度、追加料金、危険物の扱いは変更されることがあります。出発前には正確な情報を公式サイトで確認し、不明な装備や特殊な荷物がある場合は、早めに航空会社へ相談しておくと安心かなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。それでは、良い空の旅を。
