こんにちは。ボクのヒコーキ 運営者の「ひろかず」です。
機内持ち込み用のスーツケースを選ぼうとすると、何リットルなら持ち込めるのか、30L・35L・40Lのどれがよいのか迷いますよね。2泊3日や3泊4日に必要な容量、国内線と国際線のサイズ、LCCで使いやすい軽量モデルなど、確認したいことが一気に出てくるかなと思います。
さらに、Sサイズなら持ち込めるのか、3辺合計115cmや55×40×25cmとはどういう意味なのか、スーツケースとリュックを両方持ち込めるのかも気になるところです。30Lのキャリーケースでもサイズオーバーになることがあり、容量だけを見て選ぶと空港で預け入れへ変更されるかもしれません。
この記事では、宿泊日数に合う容量の目安から、キャスターを含む外寸の測り方、重量制限、拡張機能の注意点までまとめました。あなたの旅行にちょうどよく、利用する航空会社にも合わせやすい一台を選ぶための判断材料にしてください。
- 機内持ち込みに適した容量と宿泊日数
- 30L・35L・40Lの使い方の違い
- 国内線・国際線・LCCのサイズ基準
- 外寸や重量で失敗しない確認方法
機内持ち込みスーツケースは何リットルが必要?
機内持ち込みスーツケースの容量は、一般的に約30~40Lが中心です。ただし、必要な容量は旅行日数だけでなく、季節、旅行目的、荷物の量によって変わります。
まずは容量ごとの使い方を整理し、あなたの旅行に必要な大きさを考えてみましょう。容量を大きくしすぎると外寸や重量を超えやすくなり、小さくしすぎると帰りのお土産が入らなくなります。ちょうどよい余白を残すことがポイントです。
- 容量は30~40Lが一般的
- 2泊3日は30~35Lが目安
- 3泊4日は35~40Lが目安
- 30L・35L・40Lの違い
- SサイズとSSサイズの容量
容量は30~40Lが一般的
一般的な機内持ち込みスーツケースは、30~40L程度が中心です。なかでも30~35Lは容量と持ち込みやすさのバランスがよく、国内旅行、海外旅行、短期出張など幅広い場面で使いやすいかなと思います。
| 容量 | 主な用途 | 機内持ち込みの目安 |
|---|---|---|
| 20~25L | 日帰り~1泊 | 小型機やLCCにも合わせやすい |
| 26~30L | 1~2泊 | 幅広い航空会社で使いやすい |
| 31~35L | 2~3泊 | 容量と外寸のバランスがよい |
| 36~40L | 2~3泊、荷物の少ない3泊4日 | 外寸と重量の確認が必要 |
| 41~42L前後 | 機内持ち込みとしては最大級 | 対応製品が限られる |
| 45L以上 | 3~5泊 | 持ち込めない製品が多い |
| 50L以上 | 3~5泊以上 | 基本的に預け入れ向け |
- 持ち込みやすさを優先するなら30~35L
- 容量をできるだけ確保するなら40L前後
- 小型機や厳しいLCCも利用するなら20~30L
注意したいのは、航空会社が容量のリットル数で可否を判断しているわけではないことです。確認されるのは、キャスターやハンドルを含む外寸、3辺合計、荷物を詰めた状態の重量、個数などです。
同じ35Lでも、薄いファスナータイプと厚いフレームタイプでは外寸が異なります。反対に、ほぼ同じ外寸でも収納効率の高い製品なら40L前後を確保できることも。
一般的な上限として知られる55×40×25cmを直方体として見ると、外部容積は大きく見えます。しかし、航空会社によっては3辺合計115cm以内という条件もあり、55+40+25は120cmになるため、3辺すべてを同時に最大値まで使えるわけではありません。(参考資料:機内持ち込みお手荷物 – 日本航空 (JAL))
さらに、実際のケースではキャスター、ハンドル、シェル、フレーム、内装、角の丸みなどが空間を使います。そのため、理論上の外部容積とメーカーが表示する収納容量には差があります。
50L相当の外部容積があることと、50Lのスーツケースを機内へ持ち込めることは別です。

2泊3日は30~35Lが目安
2泊3日の旅行では、30~35L程度が標準的な容量です。着替え2日分、下着、洗面用品、充電器、薄手の上着などをまとめやすく、一般的な機内持ち込み規定にも合わせやすい容量帯です。
夏の国内旅行なら、衣類が薄いため30Lでも余裕を作りやすいでしょう。一方、冬の旅行ではセーターや厚手のズボンが場所を取るため、35L前後が使いやすくなります。お土産を入れたい場合も、出発時にケースを満杯にせず、全体の2割ほどを空けておくと安心です。
| 旅行日数 | 容量の目安 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 日帰り | 15~20L | 小型ケースやリュック |
| 1泊2日 | 20~30L | 衣類が少ない旅行や出張 |
| 2泊3日 | 30~35L | 一般的な短期旅行 |
| 3泊4日 | 35~40L | 荷物を絞った旅行 |
| 4泊5日 | 40~50L | 持ち込み不可になりやすい |
| 5泊~1週間 | 50~70L | 基本的に預け入れ向け |
よく使われる「1泊につき約10L」という考え方は、あくまで一般的な目安です。洗面用品、充電器、靴などは宿泊数に関係なく必要になるため、宿泊数だけを10倍して選ぶと容量が足りないこともあります。
出張では衣類が少なくても、ノートパソコン、ACアダプター、書類、革靴が容量と重量を使います。旅行内容を思い浮かべながら、衣類以外の固定荷物も計算に入れるのがコツです。
3泊4日は35~40Lが目安
3泊4日なら、容量の目安は35~40L程度です。夏季、衣類が少ない旅行、ホテルやコインランドリーで洗濯できる旅程なら、この範囲でも十分に対応しやすいでしょう。
ただ、40Lは機内持ち込みサイズとして大容量の部類です。同じ40L表記でも航空会社の規定を超える可能性があるため、容量表示だけで決めるのはおすすめできません。商品ページでは、本体寸法ではなくキャスターなどを含む総外寸を確認してください。
- 冬物のセーターや防寒着
- 予備の靴や厚手の衣類
- 一眼カメラや交換レンズ
- ノートパソコンや仕事道具
- 現地で購入するお土産
荷物が多い3泊4日では、45~50Lを選んで預け入れる方法もあります。無理に40Lへ詰め込むと、ファスナー部分が膨らんで規定サイズを超えたり、7kgや10kgの重量制限へ達したりするかもしれません。
衣類用の圧縮袋は容量を抑えるのに役立ちますが、重さそのものは減りません。空いた空間へ次々と荷物を追加すると重量超過につながるので、荷造り後は必ずケース全体を量りましょう。
30L・35L・40Lの違い
30L・35L・40Lは数字だけを見ると小さな差に感じますが、使い勝手には違いがあります。旅行日数のほか、移動の多さ、利用する航空会社、持ち歩く電子機器なども考えて選ぶと失敗しにくいでしょう。
| 容量 | 宿泊数の目安 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 30L | 1~2泊 | 小型で軽く取り回しやすい | 冬物やお土産が多いと不足しやすい |
| 35L | 2~3泊 | 容量と持ち込みやすさのバランスがよい | 重いケースはLCCで不利になりやすい |
| 40L | 2~3泊 | 機内持ち込みとして大容量 | 外寸超過や重量超過に注意が必要 |
30Lは、1泊2日の旅行や短期出張に向いています。ケース自体が小さく軽い製品が多いため、駅の階段、混雑した電車、狭いホテルでも扱いやすいのが魅力です。LCCの7kg制限でも、荷物へ使える重量を残しやすくなります。
35Lは、2泊3日を中心に考える人へ合わせやすい容量です。一般的な短期旅行で必要な荷物を収納しやすく、国内線と国際線の両方で使える製品を探しやすいのもメリット。初めて機内持ち込みスーツケースを購入するなら、候補にしやすい容量です。
40Lは、できるだけ多く収納したい人に向いています。ただし、40Lだから持ち込めるのではなく、規定内の外寸へ40Lを確保した製品であることが条件です。満杯にすると重量上限へ達しやすい点にも注意しましょう。
容量だけでなく、ケース本体の重さも比較したい人は、機内持ち込みスーツケースの選び方とおすすめモデルも参考にしてください。
SサイズとSSサイズの容量
スーツケース売り場ではSサイズやSSサイズという表記をよく見かけます。ただし、この呼び方には航空業界共通の規格がありません。メーカーや販売店ごとに分類が違うため、Sサイズだから必ず機内持ち込みできるとは限らない点に注意が必要です。
| サイズ表示 | 容量の目安 | 主な用途 |
|---|---|---|
| SSサイズ | 約20~30L | 1泊、小型機、荷物の少ない出張 |
| Sサイズ | 約30~40L | 1~3泊、一般的な機内持ち込み |
| Mサイズ | 約50~70L | 3~7泊、預け入れ |
| Lサイズ | 約70~100L以上 | 長期旅行、預け入れ |
海外ブランドで使われるCabinやCarry-onも同じです。その国や地域で一般的な規定を想定している場合があり、日本の航空会社の各辺上限に合わないことがあります。
例えば、外寸55×40×23cmなら一見すると一般的なキャビンサイズですが、3辺合計は118cmです。合計115cm以内を条件とする航空会社では、規定を超える可能性があります。
商品名やサイズ区分ではなく、総外寸・3辺合計・本体重量の3項目を確認しましょう。商品ページに「ボディサイズ」と「総外寸」の両方がある場合は、キャスターやハンドルを含む総外寸を使います。
コインロッカーに入れたい場合も、SSやSという名称だけでは判断できません。ロッカーの内寸とスーツケースの総外寸を個別に照らし合わせる必要があります。

機内持ち込みスーツケースは何リットルまで?
機内持ち込みスーツケースに、世界共通の容量上限はありません。40~42L前後の対応製品もありますが、持ち込めるかどうかは航空会社のサイズ、重量、個数の規定で決まります。
ここからは、国内線、国際線、LCCで異なる基準と、購入前や出発前に確認したい測定方法を詳しく見ていきます。規定ぎりぎりのケースほど、数字を一つずつ照合することが大切です。
- 容量より外寸と重量で決まる
- 国内線は座席数でサイズが違う
- 国際線は航空会社ごとに確認
- LCCは7kgの重量制限に注意
- キャスターを含む外寸の測り方
- 拡張時のサイズオーバーに注意
- 機内持ち込みスーツケースは何リットルが最適?~まとめ~
容量より外寸と重量で決まる
航空会社が確認するのは、スーツケースの内部容量ではなく、客室内へ安全に収納できる外側の大きさです。そのため、同じ35Lでも持ち込める製品と持ち込めない製品があります。
外寸が変わる主な要素は、キャスターの大きさ、ハンドル収納部、シェルの厚さ、フレーム、フロントポケット、内装の仕切りなどです。大型のダブルキャスターは走行性に優れますが、外寸と本体重量が増えやすくなります。
- キャスターやハンドルを含む各辺の外寸
- 縦・横・奥行きの3辺合計
- ケースと中身を合わせた総重量
- 身の回り品を含む荷物の個数
- 航空会社、運賃、搭乗クラス
- 国内線で使用される機材の座席数
重量も見落とせません。機内持ち込み用スーツケースは2~4kg台が中心ですが、素材や構造によって差があります。
| ケースの種類 | 本体重量の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 軽量ファスナータイプ | 約2~3kg | 重量枠を残しやすい |
| フロントオープンタイプ | 約3~4kg | パソコンや書類を出しやすい |
| フレームタイプ | 約3.5~4.5kg | 剛性がある一方で重くなりやすい |
| アルミニウム製 | 約4kg以上 | 丈夫だが重量枠を使いやすい |
フロントオープン、キャスターストッパー、大型ホイールなどは便利ですが、その機構が重量や収納効率へ影響します。TSAロックの有無は機内持ち込みの可否には直接関係しません。米国方面などで預け入れる可能性があるときに確認したい機能です。
なお、規定内でも頭上の収納棚に空きがない場合や、安全上の理由、小型機への変更などにより、貨物室預かりになることがあります。自分で頭上の棚へ持ち上げて収納できる重量にしておくことも大切です。
国内線は座席数でサイズが違う
ANAやJALの国内線では、搭乗する航空機が100席以上か100席未満かによって、代表的な機内持ち込みサイズが異なります。
| 機材の座席数 | 各辺の上限 | 3辺合計 | 重量 |
|---|---|---|---|
| 100席以上 | 55×40×25cm以内 | 115cm以内 | 身の回り品と合計10kg以内 |
| 100席未満 | 45×35×20cm以内 | 100cm以内 | 身の回り品と合計10kg以内 |
100席以上の機材では、約30~40Lのスーツケースが候補になります。ただし、55×40×25cmは合計すると120cmです。各辺の上限に加えて3辺合計115cm以内も条件になっている場合は、両方を満たす必要があります。55×40×20cmなら合計115cmです。
100席未満の小型機では、45×35×20cm以内、合計100cm以内が代表的な目安です。この寸法の外部容積は約31.5Lですが、ケースの厚みやキャスターなどを除くと、実際の商品容量は20~25L前後が中心になります。
一般的な30~40Lの機内持ち込み対応ケースでも、100席未満の小型機では持ち込めない可能性があります。地方路線や離島路線を利用するときは要注意です。
座席数は路線名だけで判断できません。同じ空港間でも、時間帯や運航日によって使用機材が変わることがあります。予約した便の機材と座席数を確認し、機材変更の可能性も考えて少し余裕のあるケースを選ぶと安心です。
国内線でスーツケースとリュックを一緒に持ち込む場合は、一般的にメイン手荷物1個と身の回り品1個の組み合わせになります。リュックは前の座席下へ完全に収まる大きさが基本です。詳しい考え方は、機内持ち込みリュックのサイズと航空会社別ルールで確認できます。
国際線は航空会社ごとに確認
国際線には、世界共通の容量上限や外寸規格がありません。3辺合計115cm以内を採用する航空会社は多いものの、各辺の上限は55×40×20cm、55×35×25cm、56×36×23cmなどさまざまです。
エコノミークラスの重量は7~10kg前後が中心ですが、運賃、搭乗クラス、会員資格によって変わる場合があります。海外ブランドのCabinやCarry-onという表示も、利用する航空会社への適合を保証するものではありません。
| 確認項目 | 注意する内容 |
|---|---|
| 各辺の上限 | 合計が同じでも幅や奥行きが合わないことがある |
| 3辺合計 | 各辺の上限と両方を満たす場合がある |
| 重量 | 身の回り品との合計か個別かを確認する |
| 個数 | 運賃や搭乗クラスで変わることがある |
| 運航会社 | コードシェア便では実際の運航会社を確認する |
| 乗り継ぎ | 旅程で最も厳しい規定に合わせる |
往路と復路で航空会社が違う場合や、乗り継ぎ区間にLCCが含まれる場合は、旅程全体で最も厳しい規定に合わせる方法が無難です。行きの便で持ち込めても、帰りの便ではサイズや重量を超えることがあります。
国際線では液体物にも注意してください。日本から出発する国際線では、液体物は1容器100ml以下にし、容量1L以下の透明で再封可能な袋へまとめるのが原則です。中身が少量でも、容器そのものの容量が100mlを超えていると機内へ持ち込めません。また、歯磨き粉やクリーム、ジェル、マスカラ、蜂蜜なども液体物として扱われるため注意が必要です。
医薬品、乳幼児用のミルクや食事などには例外が設けられることがありますが、必要に応じて保安検査場で申告します。出発国や乗り継ぎ空港によって扱いが異なる場合があるため、事前確認が大切です。
LCCは7kgの重量制限に注意
LCCでも外寸が規定内なら30~40Lのスーツケースを持ち込める場合があります。ただし、大手航空会社よりも重量制限が厳しく、スーツケースと身の回り品を合わせて7kgという条件がよく見られます。(参考資料:機内持込手荷物 | ジェットスター – Jetstar)
| 本体重量 | 7kg制限で荷物に使える重さ | 10kg制限で荷物に使える重さ |
|---|---|---|
| 2.0kg | 約5.0kg | 約8.0kg |
| 2.5kg | 約4.5kg | 約7.5kg |
| 3.0kg | 約4.0kg | 約7.0kg |
| 3.5kg | 約3.5kg | 約6.5kg |
| 4.2kg | 約2.8kg | 約5.8kg |
例えば、本体4.2kgのケースを7kg制限で使うと、中身に使えるのは約2.8kgです。リュック、ノートパソコン、カメラなども合計対象なら、40Lの収納空間を使い切る前に重量上限へ達するかもしれません。
LCCを中心に使うなら、容量を最大化するよりも、本体重量2~2.5kg前後の軽量モデルを選ぶ方が実用的です。30L前後でも収納効率のよいファスナータイプなら、短期旅行に必要な荷物をまとめやすくなります。
空港で重量超過が判明すると、荷物の詰め直しや有料の預け入れが必要になる場合があります。空港で追加する手荷物料金は事前購入より高くなることもあるため、予約時に条件を確認しましょう。
お土産袋、免税品、パソコンバッグ、カメラバッグも個数や重量へ含まれる場合があります。帰りだけ荷物が増えることを想定し、出発時には重量と容量の両方に余裕を残してください。

キャスターを含む外寸の測り方
スーツケースの外寸は、ケース本体だけでなく、最も外側へ出ている部分をすべて含めて測ります。キャスターを除いたボディサイズを使うと、実際の判定より小さな数字になってしまいます。
- キャスター
- 固定ハンドル
- 収納した状態の伸縮ハンドル
- サイドハンドル
- フロントポケット
- 底足やそのほかの突起部分
スーツケースを通常どおり立てた状態で、高さ、幅、奥行きを測ります。高さは床に接するキャスターの下端から上部ハンドルまで。幅と奥行きも、最も張り出している部分を基準にしてください。
ソフトケースや布製バッグは、空の状態ではなく荷物を詰めて閉じた状態で測るのが大切です。衣類を押し込みすぎると前面や側面が膨らみ、商品表示では規定内でも、空港のサイズ確認器へ入らなくなることがあります。
重量は荷造りを終えた状態で確認します。家庭用体重計を使う場合は、まず自分だけで乗り、次にスーツケースを持って乗り、その差を求める方法があります。ただし体重計には誤差があるため、上限ぎりぎりを狙わず、少なくとも数百グラム程度の余裕を残したいところです。
空港へ向かう直前に、上着、飲み物、充電器、お土産を追加すると重量が変わります。最終的に搭乗する状態でもう一度測りましょう。
モバイルバッテリーは預け入れ手荷物へ入れられないため、急にスーツケースを預けることになっても取り出せる場所へ収納します。容量表示と端子の状態を確認し、短絡しないよう個別に保護してください。航空会社によって使用や保管方法が異なることがあるため、搭乗前に最新の案内も確認しましょう。
拡張時のサイズオーバーに注意
拡張機能付きのスーツケースでは、「35L/42L」のように2つの容量が表示されることがあります。これは一般的に、通常時が35L、拡張ファスナーを開いた状態が42Lという意味です。
通常時は機内持ち込み規定内でも、拡張すると奥行きが数cm増え、各辺の上限や3辺合計を超える可能性があります。機内持ち込み対応という表示が通常時だけを指しているケースもあるため、拡張後の総外寸まで確認してください。

- 預け入れ手荷物へ変更する
- 追加の受託手荷物料金を支払う
- 別のバッグへ荷物を移す
- 同行者の荷物へ分散する
数cm程度なら大丈夫だろうと考えたくなりますが、超過が許容される保証はありません。空港や便によって確認方法が異なる場合でも、規定を超えている事実は変わりません。
サイズオーバーが心配な人は、機内持ち込みが1cmオーバーした場合の判断基準と対策も確認しておくと、空港で慌てなくてもすむでしょう。
規定を超えた場合は、チェックインカウンターへ戻って預ける、搭乗口で貨物室預かりへ変更する、追加料金を支払う、荷物を詰め直すといった対応が考えられます。規定内でも、満席や収納棚の状況、安全上の判断によって預け入れを案内されることがあります。
急な預け入れに備えて、貴重品、薬、パソコン、カメラ、モバイルバッテリーなどは、すぐに取り出せる小型バッグへ分けておくと安心です。
機内持ち込みスーツケースは何リットルが最適?~まとめ~
機内持ち込みスーツケースは、一般的に30~40L程度が中心です。そのなかでも、幅広い航空会社へ合わせやすく、2泊3日の荷物を収納しやすい30~35Lが最も無難な選択かなと思います。
容量を最大限に確保したいなら40L前後も候補になります。ただし、40Lや42Lは機内持ち込みサイズとして最大級です。容量ではなく、総外寸、3辺合計、本体重量、拡張時の寸法を必ず確認してください。
| 利用スタイル | 選びやすい容量 | 重視したい点 |
|---|---|---|
| 日帰り~1泊 | 20~25L | 小ささと軽さ |
| 1~2泊 | 26~30L | 取り回しやすさ |
| 2泊3日 | 30~35L | 容量と外寸のバランス |
| 荷物の少ない3泊4日 | 35~40L | 外寸と総重量 |
| LCC中心 | 25~35L | 本体重量2~2.5kg前後 |
| 100席未満の小型機 | 20~25L前後 | 合計100cm以内の外寸 |
最後に、選ぶときの要点をまとめます。
- 機内持ち込みスーツケースは30~40Lが中心
- 2泊3日なら30~35Lが標準的
- 3泊4日なら35~40Lを目安にする
- 航空会社別に容量ではなく外寸・重量・個数で判断する
- 100席未満の国内線では小さい規定が使われる
- LCCでは7kgの合計重量へ特に注意する
- キャスターやハンドルも外寸へ含める
- SサイズやCabinという名称だけで判断しない
- 拡張すると機内持ち込み規定を超えることがある
- 乗り継ぎでは最も厳しい便の規定に合わせる
航空会社のサイズ、重量、個数、料金、危険物に関する規定は変更されることがあります。また、同じ航空会社でも運賃、搭乗クラス、路線、使用機材によって条件が異なる場合も。ここで紹介した数値はあくまで一般的な目安として、正確な情報は公式サイトでの確認をお願いします。。
特殊な荷物、高価品、医療機器、大容量バッテリーなど、持ち込みや預け入れの判断に迷う物がある場合は、利用する航空会社や空港の担当窓口へ問い合わせ、最終的な判断は専門家にご相談ください。
あなたの旅行日数と荷物量に合う容量を選び、外寸と重量まで確認できれば、空港で慌てる可能性をかなり減らせます。
最後までお読みいただきありがとうございました。それでは、良い空の旅を。
