こんにちは。ボクのヒコーキ 運営者の「ひろかず」です。
空港で旅客機を見たとき、ボーイングとエアバスの見た目の違いが分からず、どこを見れば見分けられるのか迷いますよね。どちらも主翼の下にエンジンを備えた機体が多いため、慣れないうちは全部同じ飛行機に見えるかもしれません。
ボーイングとエアバスの見分け方には、顔や機首、コックピットの窓、エンジン、翼端、尾翼、胴体の高さなど、いくつかのポイントがあります。特に737とA320、787とA350はよく比較される組み合わせですが、特徴を二つほど覚えるだけでも判断しやすくなるのです。
また、ボーイングとエアバスはどっちが大きいのか、乗り心地や安全性に違いはあるのか、ANAやJALではどの機種に乗れるのかも気になるかなと思います。
この記事では、初めて飛行機を見分けるあなたにも分かるように、外観の確認順序から代表的な機種同士の違いまで解説します。読み終わる頃には、空港の展望デッキや搭乗口から見える機体の正体を、今よりずっと絞り込めるはずです。
- ボーイングとエアバスの顔や窓の違い
- エンジン・翼端・主脚による見分け方
- 737とA320、787とA350の判別方法
- 操縦席・乗り心地・安全性の考え方
ボーイングとエアバスの見た目の違い
ボーイングとエアバスを見分けるときは、一つの特徴だけで断定するのではなく、機首、窓、エンジン、翼端、脚の順に確認すると分かりやすいです。まずはメーカーごとに見られる大まかな傾向と、見間違えやすい例外から押さえていきましょう。
- 機首とコックピット窓の見分け方
- エンジン形状で見分けるポイント
- 翼端と尾翼で判別する方法
- 胴体の高さと主脚の違い
- 夜間や飛行中に見分ける方法
機首とコックピット窓の見分け方
旅客機を正面や斜め前から見られる場合は、最初に機首とコックピット窓の形を確認します。空港の搭乗口や展望デッキでも見やすく、初心者が使いやすい見分け方です。
一般的に、ボーイング機の機首は前方へ細く伸び、エアバス機よりシャープに見える傾向があります。特に737や757は、コックピット窓から機首先端までの線が比較的まっすぐで、すっきりした顔つきです。

一方、A320やA330などのエアバス機は、機首の下側に丸みがあり、正面から見るとふっくらした印象を受けます。737とA320を比べるなら、低く構えた細い顔が737、丸くふくらんだ顔がA320と覚えると入りやすいでしょう。

コックピット窓にも違いがあります。737、767、777などの従来型ボーイング機は、窓の下辺が斜めになり、全体的に角張って見えます。横から見ると、窓の下側にV字状の流れや段差があるように感じられるのが特徴です。
A320やA330では、窓の下辺が比較的水平です。さらに、一番後ろにある側面窓の上後方が、斜めに切り取られたような形をしています。この切り欠きと丸い機首をセットで確認すると、エアバス機を見つけやすくなります。
機首だけでメーカーを断定しないことが大切です。777や787には丸みがあり、A350は従来のエアバス機より流線形です。A220もボンバルディアのCシリーズを基にした機体なので、典型的なA320の顔とは異なります。
新世代機では、787とA350に独自の特徴があります。787は大きな4枚構成のコックピット窓、A350は窓の周囲が黒くつながったマスクのような外観です。A350の黒い目元は遠くからでも比較的確認しやすく、非常に有力な判断材料になります。

エンジン形状で見分けるポイント
機首が見えない場合は、主翼下のエンジンに注目します。特に737とA320、787とA350では、エンジンの形の違いが分かりやすいです。
737クラシックや737NGでは、エンジン吸入口の下側が少し平たく、おむすび形に見える機体があります。737は胴体と主翼が地面に近いため、エンジンと地面の間隔を確保する工夫として、補機類の配置を横へ移し、カウル下部を平たくしたためです。

A320シリーズのエンジンは、737NGと比べると円形に近く見えます。機体が737より高い位置にあるため、エンジン下部と地面の間にも余裕があるからです。

ただし、737 MAXは従来の737より大きなLEAPエンジンを搭載し、正面から見た吸入口も丸くなっています。そのため、エンジンの下が平たいから737という覚え方は、737NGまでを判別するときの目安です。MAXでは翼端や尾翼も一緒に確認する必要があります。
787とA350を見分ける場合は、エンジンの後端が決め手になります。787はエンジンカウルの後ろがノコギリのようにギザギザしています。この形はシェブロンと呼ばれ、エンジンの排気と周囲の空気を滑らかに混ぜ、騒音を抑えるための構造です。
A350が搭載するエンジンのカウル後端は滑らかです。つまり、双発の大型機でエンジン後端がはっきりギザギザなら787と考えられます。
787と同じようなシェブロンは747-8にも使われています。ただし、747-8はエンジンが4基あり、機体前方に2階部分のこぶがあるため、787と見間違える可能性は低いです。
なお、エンジン音だけでメーカーを判断するのは難しいです。同じ機種でも航空会社が選んだエンジンメーカーによって音が異なり、飛行段階や座席位置でも聞こえ方が変わります。
翼端と尾翼で判別する方法
飛行機を横や後方から見るときは、主翼先端と垂直尾翼が役立ちます。翼端に取り付けられた装置は、翼端渦による空気抵抗を抑え、燃費を改善するためのものです。
737NGでは、上方へ大きく立ち上がるブレンデッド・ウイングレットを装着した機体が多く見られます。改修機には、上方のウイングレットに加えて下向きのブレードを持つスプリット・シミタール型もあります。

737 MAXは翼端が上と下へ分かれた独特の形です。上下のブレードが一体的につながって見えるため、737NGとの差を判断するときにも使えます。
A320の初期型では、翼端から上下へ小さく伸びるウイングチップフェンスが使われています。新しいA320ceoやA320neoでは、上方へ大きく伸びるシャークレットが主流です。

787には、垂直に立った大きなウイングレットがありません。主翼そのものが細くなりながら後方へ伸びる、レイクド・ウイングチップを採用しています。飛行中に主翼がしなやかに反り上がって見えることも、787らしい外観です。
A350の主翼先端は、上方へ滑らかに反り上がります。787が横方向と後方へ細く伸びるのに対し、A350は翼端の立ち上がりが目立つため、遠くからでも両機を絞り込みやすいです。
| 機種 | 代表的な翼端の特徴 |
|---|---|
| 737NG | 上向きのウイングレットや上下に分かれた改修型 |
| 737 MAX | 上下へ分かれた特徴的な翼端 |
| A320系 | 小型フェンスまたは上向きのシャークレット |
| 787 | 後方へ細く伸びるレイクド・ウイングチップ |
| A350 | 上方へ滑らかに反り上がる翼端 |
| 従来型777 | 目立つ垂直ウイングレットを基本的に持たない |
尾翼では、737のドーサルフィンが分かりやすいです。垂直尾翼の前方付け根が長く伸び、胴体から緩やかに立ち上がっています。A320にも尾翼の付け根はありますが、737ほど前方へ大きく張り出して見えません。
翼端装置は同じ機種でも製造時期や改修によって変わります。翼だけで断定せず、尾翼、機首、エンジンも合わせて判断するのが確実です。

胴体の高さと主脚の違い
737とA320を横から見比べると、胴体と地面の距離に違いがあります。737は設計の出発点が古く、地上で荷物の積み下ろしや整備をしやすいように、胴体が低く設計されました。
そのため737は降着装置が短く、エンジンと地面の隙間も狭く見えます。A320は737より脚が長く、胴体とエンジンが高い位置にあります。機体全体を見ると、737は低く構えた姿勢、A320は少し背が高い姿勢です。
| 確認部分 | 737 | A320 |
|---|---|---|
| 胴体の位置 | 地面に近い | 737より高い |
| 降着装置 | 短く見える | やや長く見える |
| エンジン下の隙間 | 狭い | 比較的広い |
| 地上での印象 | 低く構えている | 背が高く見える |
飛行中の737には、さらに特徴があります。主脚を格納しても、主輪の外側が胴体下面から見える構造です。A320では格納された主脚が脚扉で覆われるため、機体下面を確認できる場面では有力な違いになります。
大型機では主脚のタイヤ数も重要です。787、A330、A350-900の主脚は片側4輪ですが、777は片側6輪です。大きな双発エンジンと6輪の主脚が見えれば、777である可能性が高まります。
ただしA350-1000も片側6輪なので、タイヤ数だけでは777と断定できません。A350-1000には黒いコックピット周囲と反り上がった翼端があります。この二つを確認すれば、777との違いがはっきりします。
主脚の数え方には注意が必要です。747は主脚が4本で主輪は合計16輪、A380は主輪が合計20輪です。どちらも別に2輪の前脚を備えています。
夜間や飛行中に見分ける方法
夜間や上空では機首の輪郭を確認しにくいため、灯火、翼端、主脚の収納状態、機体のシルエットを組み合わせて判断します。
一般的には、エアバス機の白色ストロボは短い間隔で2回、ボーイング機は1回ずつ点滅する機種が多いといわれます。ただし、これは絶対的な規則ではありません。機種、製造時期、改修された照明装置によって点滅パターンが異なります。
スマートフォンで撮影した映像では、カメラのフレームレートによって点滅の一部が記録されないこともあります。ストロボが1回に見えたからボーイング、2回に見えたからエアバスと断定するのは避けたいところです。
飛行中の737は、格納した主脚のタイヤが下面から見えるため、明るい時間帯ならA320と区別しやすくなります。着陸進入中で脚が出ている場合は、胴体の低さ、機首、エンジン形状、尾翼の付け根を見ましょう。
787は離陸後に主翼が大きくしなり、細い翼端が後方へ伸びて見えます。A350の主翼もしなりますが、翼端が上向きに立ち上がるシルエットが比較的明確です。
4発機なら、胴体上部の形を確認します。機首付近だけが盛り上がっていれば747、胴体の前から後ろまで太い2階建て構造が続いていればA380です。
夜間の灯火や遠距離から見た輪郭は、天候や撮影条件によって印象が変わります。夜は一つの特徴に頼らず、点滅、翼端、エンジン数、胴体形状を組み合わせてください。
機種別に見るボーイングとエアバスの見た目の違い
基本的な確認ポイントが分かったら、次は実際に迷いやすい機種同士を比べましょう。メーカー全体の傾向より、競合する機種の特徴をセットで覚えたほうが、空港ではすばやく見分けられます。
- 737とA320を見分けるコツ
- 787とA350を見分けるコツ
- 777・767とA330の見分け方
- 747とA380の二階建ての違い
- 操縦席・乗り心地・安全性の違い
- ボーイングとエアバスの見た目の違いまとめ
- よくある質問
737とA320を見分けるコツ
737とA320は、短・中距離路線でよく使われる単通路機です。機体の規模や用途が近く、航空会社の塗装が同じだと似て見えます。
最初に見る場所は機首です。737は細くシャープで、コックピット窓の下辺が斜めに見えます。A320は丸顔で、コックピット最後部の側面窓に斜めの切り欠きが特徴です。
次に地上での高さを確認します。737は胴体とエンジンが地面に近く、A320は少し高い位置にあります。737NGなら、エンジン吸入口の下側が平たく見えることも大きな手掛かりです。
後ろから見た場合は、737の垂直尾翼前方にあるドーサルフィンを探します。A320よりも尾翼の付け根が前へ長く伸びているため、機首が見えなくても絞り込めます。
| 見分ける場所 | 737 | A320 |
|---|---|---|
| 機首 | 細くシャープ | 丸くふっくら |
| コックピット窓 | 角張り、下辺が斜め | 後方上部に切り欠き |
| 地上高 | 低い | 737より高い |
| エンジン | NGは下部が平たい | 比較的円形 |
| 尾翼 | ドーサルフィンが目立つ | 付け根の張り出しが小さい |
| 飛行中の主輪 | 下面から見える | 脚扉で覆われる |
737 MAXはエンジンが丸くなっているため、737NGの特徴だけでは判断できません。MAXでは、上下に分かれた翼端、エンジンカウル後端のギザギザ、737らしいドーサルフィンを見ると分かりやすいです。
A320シリーズには、胴体が短いA319、基本型のA320、長いA321があります。737にも複数の胴体長があるため、長さだけで両社を区別せず、顔と高さを先に確認するとわかりやすいでしょう。
787とA350を見分けるコツ
787とA350は、新世代の長距離双発ワイドボディ機です。どちらも流線形の機首、長くしなる主翼、大型エンジンを持つため、遠くから見るとよく似ています。
もっとも簡単なのはコックピット窓です。A350は窓の周囲が黒く塗られ、左右につながったアイマスクのように見えます。787の窓も黒い縁を持ちますが、A350ほど横長のマスクとして強調されず、大きな4枚窓が目立ちます。
二つ目のポイントはエンジン後端です。787のエンジンカウルにはギザギザのシェブロンがあります。A350のエンジン後端は滑らかなので、側面からならかなり判別しやすいです。
翼端にも違いがあります。787は主翼が後方へ細く伸びる形で、大きく立ち上がる板状のウイングレットはありません。A350は翼端が上方へ滑らかに反り上がっています。
客室から見分けるなら、787の大きな窓が手掛かりです。787は縦長の大型窓と、ボタンで濃さを変える電子調光式シェードを採用しています。A350では一般的に物理式の窓シェードが使われます。
黒いマスクならA350、エンジン後端がギザギザなら787。この二つを覚えておけば、写真でも実機でもかなり見分けやすくなります。
787の操縦席やA350との設計上の違いまで知りたい場合は、ボーイング787のコックピット内部とA350との違いで詳しく解説しています。

777・767とA330の見分け方
777、767、A330はいずれも客室に通路が二つあるワイドボディ機です。航空会社の塗装や撮影角度によっては似て見えますが、エンジン、主脚、胴体の太さ、翼端を確認すれば整理できます。
777の一番分かりやすい特徴は、非常に大きな双発エンジンです。胴体も太く、主脚は片側6輪。従来型の777-200や777-300には、垂直に立った大きなウイングレットが基本的にありません。
767は777より細身で、エンジンも小さく見えます。主脚は片側4輪です。客室の代表的な座席配列は2-3-2で、中央席が一つだけの細いワイドボディとして知られています。
767には、翼端装置のない機体と、大型のブレンデッド・ウイングレットを装着した機体があります。そのため、ウイングレットがあるからエアバスとは限りません。機首にある角張ったボーイング型の窓も確認します。
A330は767より胴体が太く見え、主脚は片側4輪です。A330ceoでは翼端に小さな三角形状のウイングチップフェンスがあり、A330neoではA350に近い曲線的な翼端を備えています。
| 機種 | 主脚 | 外観上のポイント | 代表的な座席配列 |
|---|---|---|---|
| 777 | 片側6輪 | 非常に大きなエンジンと太い胴体 | 3-3-3または3-4-3 |
| 767 | 片側4輪 | 細身でウイングレット装着機もある | 2-3-2 |
| A330 | 片側4輪 | 丸い機首とエアバス型の窓 | 2-4-2 |
遠くから見るときは、まず主脚を確認するのがおすすめです。6輪なら777またはA350-1000、4輪なら767、787、A330、A350-900などに絞れます。そのうえで窓、翼端、エンジン後端を見れば判別しやすくなります。
747とA380の二階建ての違い
747とA380は、どちらもエンジンを4基備えた大型旅客機です。しかし、2階部分の長さが大きく異なるため、ほかの組み合わせより簡単に見分けられます。
ボーイング747は、機体前方だけが2階建てです。操縦室と上部デッキがメインデッキの上にあり、横から見ると機首の後ろがこぶのように盛り上がっています。この独特の形から、ジャンボジェットとして広く親しまれてきました。
747で操縦室が上に配置された背景には、貨物型で機首を大きく開け、前方から貨物を積み込めるようにする目的があります。旅客型でも同じ基本構造が使われ、操縦室後方の上部空間がラウンジや客席として利用されました。
エアバスA380は、機体のほぼ全長にわたる総2階建てです。側面を見ると、上と下の客室窓が機体後方まで長く続きます。胴体全体が太く、正面から見ると747以上に大きな壁のような印象を受けるかも。
| 特徴 | 747 | A380 |
|---|---|---|
| 2階部分 | 機体前方のみ | 胴体のほぼ全長 |
| エンジン | 4基 | 4基 |
| 胴体 | 前方にこぶがある | 全体が非常に太い |
| 客室窓 | 上段は前方だけ | 上下2列が長く続く |
| 主輪 | 合計16輪 | 合計20輪 |
前だけ2階なら747、ほぼ全部が2階ならA380。この覚え方で十分に判別できます。
なお、747は5階建てではありません。全高を一般的な建物へ置き換えた表現や、客室以外の空間を階として数えた説明から誤解が広がることがあります。実際の客室構造については、ボーイング747の2階席と機内構造も参考になるかなと思います。

操縦席・乗り心地・安全性の違い
外観だけでなく、ボーイングとエアバスのコックピットには、操縦装置の配置にも分かりやすい違いがあります。
ボーイングの主要な旅客機では、操縦士の正面にヨークと呼ばれる操縦桿があります。777や787は操縦操作を電気信号で伝えるフライ・バイ・ワイヤ機ですが、従来機との連続性を意識した操縦桿を残しているのです。
エアバスのA320以降の主要機種では、操縦席の横にサイドスティックがあります。正面に大きな操縦桿がないため、計器盤前の空間を使いやすく、格納式テーブルも備えられています。
エアバスは、通常の制御モードで失速や過大な機体姿勢へ入りにくくする飛行領域保護を重視。ボーイングも777や787に各種保護機能や操縦支援を備えていますが、操縦士へ機体の状態や操作感覚を伝える考え方を重視してきました。
エアバスはコンピューターが操縦し、ボーイングは人間が操縦するという分け方は正確ではありません。両社ともパイロットが運航を管理し、高度なコンピューターと自動操縦が支援する設計です。
乗り心地についても、メーカー名だけでは優劣を決められません。機体の大きさ、天候、飛行高度、重量、座席位置、座席間隔、航空会社の内装などが関係します。
同じような気象条件なら、大型機ほど揺れがゆっくり感じられる場合が多いです。また、エンジンや主翼より前の座席は、後方席よりエンジン音が小さく感じられる傾向があります。ただし、実際の体感には個人差があります。
A320ファミリーでは、地上で犬の鳴き声のような音が聞こえることがあります。これは主に油圧系統間で力を伝えるPTUの作動音で、音が聞こえたことだけで異常とは判断できません。
安全性も、ボーイングとエアバスの二択では比較できません。機種、派生型、製造年代、航空会社の整備、乗員訓練、運航環境、航空当局の監督などを分けて考える必要があります。
特定の事故や不具合を、同じメーカーが製造する全機種の安全性へそのまま当てはめるのは適切ではありません。通常運航される旅客機は、航空当局が定める耐空性基準と航空会社の整備要件に基づいて管理されているからです。
機材(機体)、運航状況、座席仕様、安全上の措置は変更される場合があります。搭乗便に関する正確な情報は公式サイトでのご確認お願いします。個別の安全判断や強い不安がある場合、最終的な判断は専門家にご相談ください。
ボーイングとエアバスの見た目の違いまとめ
ボーイングとエアバスを見分けるときは、メーカー全体の印象だけでなく、機種ごとの特徴を二つ以上組み合わせることが大切です。
| 見た目の特徴 | 考えられる機種 |
|---|---|
| 低い胴体、シャープな機首、長いドーサルフィン | 737 |
| 丸い機首、比較的高い胴体、円形に近いエンジン | A320系 |
| 4枚の大きな操縦席窓、ギザギザのエンジン後端 | 787 |
| 黒いマスク、上方へ反り上がる翼端 | A350 |
| 巨大な双発エンジン、片側6輪の主脚 | 777 |
| 細身のワイドボディ、大型ウイングレット装着機もある | 767 |
| 丸い機首、片側4輪、翼端フェンス | A330 |
| 前方だけ2階建て、4発エンジン | 747 |
| 胴体のほぼ全長が2階建て、4発エンジン | A380 |
| A330に似た1階建てで4発エンジン | A340 |
| 小型で大きなエンジン、客室が2-3配列 | A220 |
737とA320なら、機首と地上高を確認します。低くてシャープなら737、少し高くて丸顔ならA320と考えると分かりやすいです。
787とA350なら、コックピット窓とエンジン後端を見ます。黒いマスクならA350、ギザギザのシェブロンがあれば787です。
777、767、A330などのワイドボディ機では、エンジンの大きさ、主脚のタイヤ数、翼端の形を順番に確認。747とA380は、2階部分が前方だけなのか、機体後方まで続くのかで判断できます。
- コックピット窓と機首を見る
- エンジンの吸入口と後端を見る
- 翼端と垂直尾翼を見る
- 胴体の高さと主脚を見る
- 最後に機体記号や型式表示を確認する
外観で判断できない場合は、機体前方や後部に書かれた型式名を確認します。日本籍機ならJAから始まる機体記号を調べる方法も確実です。
予約画面では、737-800を示す738、737 MAX 8を示す7M8、A320を示す320、787-9を示す789、A350-900を示す359などの機材(機体)コードが使われることがあります。ただし、使用機材は運航上の都合で変更される場合があります。
最初から細かな型式まですべて覚える必要はありません。まず737とA320、次に787とA350、そして747とA380。この三組から覚えると、空港で飛行機を見る楽しさがぐっと増すかなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
